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背骨のお話

ピラティスは「背骨にフォーカスしたワーク」と言っても過言ではないほど、背骨を動かします。

背骨は、腕や脚の骨のように長い骨ではなく、椎骨という骨が積み重なってできていています。

 

そして頸椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨が繋がりS字カーブとなり重力や衝撃から身体を守っています。

頸椎 7本 前弯

1本目は環骨(かんこつ)とよばれ、鼻の奥あたりにあります。レッスンではリング(指輪の意)の骨ともいわれます。

 

胸椎 12本 後湾

首を前に倒したときに、背中側の首付け根あたりにポコッと出てくる大きな骨が1本目です。

ブラジャーのホックあたりが5~7本目です。

 

腰椎 5本 前弯

 

仙骨 (仙椎3~5本)

お尻の割れ目あたりから始まります。

 

尾骨 (尾椎3~6本)

レッスンでは「しっぽ」と呼んだりします。

レッスン最初に「ロールダウン」という今日の身体の様子を確認する動きがあるのですが、これは頸椎1番から尾骨までを1本ずつ引き伸ばしあいながら前屈のようになります。

上記のような背骨のイメージをしながら動けるといいですね。